なぜ?大量のイワシ海岸に打ち上げ…異臭も
北海道松前町の海岸沿いに、大量のイワシが約4キロにわたり打ち上げられました。町の人は「今までこんなことない」と驚いています。同じような出来事が、海を挟んだ青森県沖でも起きていました。
北海道松前町の海岸沿いに続く白いライン。実は、このラインのように見えるものは、波打ち際に打ち上げられた大量のイワシです。
大量のイワシが見つかったのは北海道松前町の海岸。
松前町役場水産課・渡辺孝行さん
「13日に波浪警報がでて、港だとか施設に異常がないか見回るんですけど、朝通勤の途中になんとなく海の色が変だし、ニオイもするし、もしかしたら海岸だとかに打ち上がっているんじゃないかとみたら、こういうことになっていた」
イワシは約4キロにわたり打ち上げられ、異臭も漂います。同じような出来事が、海を挟んだ青森県沖でも起きていました。
八戸海上保安部によりますと、小魚が幅50メートルから100メートル、長さ4キロメートルにわたり浮かんでいたということです。
県営浅虫水族館によると、「マイワシ」とみられるということです。
北海道松前町の人からは、「今までこんなことないもんね~」「初めて」と驚きの声が上がっていました。
Q.今までなかった?
「ないない」
ウニやアワビなど海の幸への影響も心配されますが、天候が荒れているため、まだ被害が確認できていないといいます。
松前町役場によると、大量死の原因はわかっていないということです。