希少なペンギンが…ハチに刺されて大量死か
南アフリカで絶滅が危惧されている「ケープペンギン」に恐ろしい出来事が起きました。
南アフリカ沿岸鳥類保護基金・研究マネジャー「本当になかなか起こらない異常なことで、これだけの数のペンギンを失うというのは明らかに大きなことです」
先週、63匹のケープペンギンが死んでいるのを発見。ケガもなく、病気の症状もみられなかったといいます。なぜ63匹ものペンギンが死んでしまったのか、調べていくうちに驚きの理由が分かりました。
獣医「ここ、ハチの針がある」
ペンギンの目元から見つかったのは「ハチの針」。ハチに刺されて大量死したとみられるのです。海辺で確認したところ、ハチの死骸が見つかったといいます。
南アフリカ沿岸鳥類保護基金・研究マネジャー「ハチがケープペンギンを襲うなんて見たことがないし、ほかのペンギンでもそうでしょう。極めて異常なアクシデントです」
研究者らは、たまたま起きた珍しい出来事で、今後、ハチがペンギンを襲うようになるとは考えていないということです。