天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは、25日、学習院大学卒業と日本赤十字社への就職を報告するため、昭和天皇の陵と香淳皇后の陵を初めてお一人で参拝されました。

愛子さまは東京・八王子市の武蔵陵墓地を訪れ、正午頃から、昭和天皇が眠る武蔵野陵を参拝されました。愛子さまの参拝は、2014年7月、学習院女子中等科への入学の節目に天皇皇后両陛下と一緒に参拝されて以来で、お一人では初めてです。

愛子さまは、鳥居の前で車を降り、参拝用のグレーのロングドレス、帽子を着用し、扇子を手にゆっくりと参道を歩かれました。そして、丁寧に拝礼し、玉串を捧げられました。このあとは、隣にある昭和天皇の皇后である香淳皇后の陵、武蔵野東陵を参拝されました。

25日の参拝は、学習院大学卒業と日本赤十字社への就職を報告するためで、愛子さまは、先月には、皇居にある宮中三殿と皇室の祖先とされる天照大神をまつる三重県の伊勢神宮、奈良県の初代天皇とされる神武天皇の陵をそれぞれ参拝されています。また、今月11日には、仙洞御所を訪れ、上皇ご夫妻に挨拶をされました。

愛子さまは、25日の参拝で、一連の卒業と就職の行事を終えられました。