“統一教会”が文科省に意見書「質問権行使は違法」
いわゆる“統一教会”が宗教法人法に基づく質問権の行使をめぐって、「質問権の行使は違法」などとする意見書を文部科学省に対し、2度提出していたことが分かりました。
文科省は先月22日、世界平和統一家庭連合いわゆる“統一教会”に対し、教団の不法行為を認めた民事判決があることなどが、要件に該当するとして、質問権を行使しました。
関係者によりますと、これに対し“統一教会”側から先月24日と今月2日に「民法の不法行為は、質問権の行使の要件とされる法令違反には当たらない」とし、「質問権の行使は違法」などと主張する意見書が文部科学省に提出されたということです。