「台風11号」沖縄では倒木被害相次ぐ 九州北部に「線状降水帯」発生の可能性も…警戒呼びかけ
“今季最強”の台風11号が通過した沖縄県宮古島では、4日朝に最大瞬間風速40.1メートルを観測し、倒木などの被害が出ています。鹿児島県枕崎市では5日朝、すでに強い風が吹き、波が高くなっていました。長崎県五島列島のスーパーでは、パンやカップ麺などが品薄に。台風の影響で船が欠航していて、商品が入荷できないといいます。
また、JR西日本は山陽新幹線と博多南線について、6日の始発から「計画運休」を実施すると発表しました。山陽新幹線の広島~博多間と博多南線は、6日始発から夕方ごろまで列車の運転を取りやめ、新大阪~広島間は列車の本数を減らして運転するということです。
そして、気象庁は5日午後、九州北部地方で5日夜から6日午前中にかけて「線状降水帯」が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があると警戒を呼びかけました。6日にかけて、西日本を中心に暴風や大しけになり、特に九州北部地方の島しょ部では猛烈な風が吹くおそれがあるとして、厳重な警戒を呼びかけています。
※詳しくは動画をご覧ください。(9月5日放送『news every.』より)