地下鉄サリン事件から27年 被害者遺族らが要望書提出
地下鉄サリン事件から27年を前に、オウム真理教による事件の被害者遺族らが、法務大臣らに要望書を提出しました。
地下鉄サリン事件被害者の会の高橋シズヱさんらは18日、事件から今月20日で27年となるのを前に、古川法務大臣や公安調査庁長官に要望書を提出しました。
要望書では、未払いとなっている被害者らへの賠償金の支払いの実現に向け、国にも協力を求めるとともに、事件の風化を防止するため、オウム真理教事件に関する記録や資料のアーカイブ化、資料館の設立などを求めました。
また、オウム真理教の後継団体に対する観察処分の継続と、現在3年ごととなっている更新期間の撤廃などについてもあわせて要望しました。