地下鉄サリン事件から27年 駅員の夫亡くした遺族「歴史的な事件ということに…若い人たちに伝えていく」
オウム真理教による地下鉄サリン事件から20日で27年。現場となった東京・霞ヶ関駅で慰霊式が行われました。
霞ヶ関駅では、事件発生とほぼ同時刻の午前8時に東京メトロの駅員らが黙祷を捧げました。
1995年3月20日に起きたオウム真理教による地下鉄サリン事件では、14人が死亡、6000人以上が負傷しました。
献花台には、斉藤国土交通大臣や事件で駅員の夫を亡くした高橋シズヱさんも献花に訪れ、犠牲者を悼みました。
高橋シズヱさん「事件から27年ということで、歴史的な事件ということになってしまいましたけど、若い人たちに伝えていくということ(を念頭に活動している)、1日1日後悔しないように過ごしていきたいと思っています」