「ノーベル平和賞」授賞式出席へ 日本被団協・代表団らが羽田空港を出発
今年のノーベル平和賞に選ばれた日本被団協の代表団が、ノルウェーのオスロで行われる授賞式に出席するため8日午前、羽田空港を出発しました。
日本被団協・田中煕巳代表委員(92)「核兵器は絶対に使ってはならない、核兵器は絶対に廃絶しなきゃならないと、人類と共存できないというのを叫び続けてきたわけですね。そういう運動をやってきたんだということを改めて皆さんに、今回紹介をしようと。これからの若い人たちが、被爆者の何を継承していくのか、というようなことについての私たちの期待を、話をしたいと思っています」
オスロに向け出発したのは日本被団協のメンバーら28人で、今月10日に行われる授賞式には代表して3人が登壇し、代表委員の田中熙巳さんが講演する予定となっています。
また被団協は、今回、渡航費用などを募るクラウドファンディングを行いましたが、8日朝までに4600人以上からおよそ4000万円が寄せられているということです。