今年のノーベル平和賞に選ばれた日本被団協の田中煕巳代表委員らが、授賞式への出発を前に会見を行いました。

日本被団協 田中煕巳代表委員
「核兵器を廃絶するためにどうにかしていかなといけないという気持ちをもって、ヨーロッパにも大きな運動が起こるきっかけになればいい」

日本被団協の田中代表委員はこのように話し、ノーベル平和賞の受賞をきっかけに、核兵器廃絶運動の機運が高まることに期待を寄せると共に、ヨーロッパの人たちに、核兵器の悲惨さを理解してほしいと語りました。

日本被団協の代表団は、今月8日、授賞式が行われるノルウェーのオスロへ出発し、10日のノーベル平和賞の授賞式に出席します。

授賞式では、日本被団協を代表して、田中熙巳さんが講演を行う予定となっています。