6月の有効求人倍率1.27倍“回復基調”6か月連続で上昇
6月の有効求人倍率は1.27倍で、6か月連続で上昇しました。
厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人に対して求人がいくつあるかを示す6月の有効求人倍率は1.27倍で、前の月より0.03ポイント上がりました。回復基調が続いており、6か月連続の上昇です。
また、新規の求人の産業別では、1年前の去年6月と比べて宿泊・飲食サービス業が30.9パーセントの増加、製造業が16.9パーセントの増加などとなっています。
6月時点では、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていたこともあり、外食をする人が戻ったことや、水際対策の緩和で海外からの旅行者の増加を見込んで宿泊・飲食業の求人が増加したとみられています。
一方、総務省によりますと6月の完全失業率は前の月から変わらず2.6パーセントでした。