KDDI障害 コロナ感染者の健康観察にも影響
KDDIの通信障害により自治体の新型コロナウイルス感染者の健康観察にも影響が出ました。
東京都足立区では、新型コロナに感染し、自宅療養中の人に対し、保健所が、携帯電話のショートメッセージサービスで基礎疾患の有無などの確認を行っていますが、KDDIの通信障害で、この健康観察に支障が出たということです。
土曜日(2日)から4日午前9時までにauなどの携帯電話を使うおよそ60人と連絡が取れず、固定電話に電話したり、区のホームページ上で、ほかの方法で連絡するようお願いしたということです。
それでも、連絡が取れなかった人には直接自宅を訪問するなどして、4日午後6時までにようやく全員と連絡が取れたということです。
区の担当者は、「ここまでの影響を受けるとは想定していなかった」「最終的に全員の確認が取れてほっとしている」と話しています。