日本からウクライナへ“車いす支援” 子供病院やリハビリ施設などに
ロシア軍の攻撃でケガをしたウクライナの人たちを支援するため、日本から車いすを届けるプロジェクトが行われています。
人気のキャラクターが描かれた子供用の車いす。次々にコンテナの中へ積み込まれていきます。
東京・大田区の物流倉庫で26日、医療支援としてウクライナへ届ける車いす、150台の積み込み作業が行われました。このプロジェクトは戦争によるけが人が増え続けるウクライナ側からの要望を受けたもので、支援団体や海運会社などが「オールジャパン」の体制で取り組んでいます。
NPO法人 希望の車いす・谷雅史理事長
「ここにある車いすは日本の誰かが使っていた車いすです。それぞれに思い出がこもった車いすです。それを譲っていただき整備してお届けします」「みんなの気持ちがこもった車いすです。無事に届くことを祈っています」
車いすの寄贈は500台を目標としていて、船で日本を出発したあと、3月以降にウクライナ西部の子供病院やリハビリ施設などに届けられる予定です。