岸田総理大臣は、5月のG7広島サミットを前に、ドイツのショルツ首相と3月18日を軸に日本で会談する方向で調整していることがわかりました。

岸田総理は、G7議長国として5月の広島サミットの成功に向け去年の議長国であるドイツのショルツ首相との会談を模索してきました。

こうした中、複数の政府関係者によりますと、日独両政府は、ショルツ首相が3月に日本を訪れ、岸田総理と3月18日を軸に首脳会談を行う方向で調整していることがわかりました。

岸田総理は、広島サミットに向けて連携を確認したい考えで、ドイツ以外のG7の首脳とは、今月、各国を訪問して会談し、協力を確認していました。

また、岸田総理は検討を続けているウクライナのキーウ訪問について、早ければ2月にも訪問する方向で調整していることもわかりました。

こちらもG7議長国として広島サミットを前にウクライナ支援を主導する考えを示すためで、ウクライナの戦闘の状況などを見極めて最終判断します。