【天気】日本海側中心に猛暑続く 台風6号は九州の西の海上を北上中、あすも九州北部を中心に大荒れに
台風6号は大雨や暴風だけなく、猛暑ももたらしています。9日(水)も日本海側を中心にフェーン現象で気温が上がりました。
9日、全国で一番気温が上がったのは、新潟県の三条で39.8℃、その他、北陸地方を中心に、40℃に迫る暑さとなりました。この猛烈な暑さは10日(木)も続きそうです。
■予想気温
予想気温は、金沢で39℃、新潟で38℃、秋田でも37℃と日本海側を中心に猛暑が続くでしょう。
暑いのは昼間だけではありません。予想最低気温も28℃から29℃のところが多くなっています。昼だけでなく朝も夜も暑いです。昼も夜も熱中症に厳重に警戒してください。
■台風情報
台風6号は、暴風域を伴ったまま九州の西の海上を北上中です。この後もゆっくりとしたスピードで北上を続け、10日の日中には朝鮮半島に進むでしょう。台風の動きが遅いため、10日も九州北部を中心に大荒れの天気が続きそうです。
そして、8日(火)に発生した台風7号は、この後も発達しながらゆっくりとしたスピードで北上する見込みです。13日(日)から14日(月)にかけて、近畿から関東にかなり接近するおそれがあります。
お盆休みでお出掛けの予定の方も多いと思いますが、台風情報をこまめにチェックして、早めの対応、対策をお願いします。
■雨の予想
10日午前中にかけても、九州には次々に発達した雨雲がかかりそうです。そして、台風が北上した後も、雨は止みません。太平洋側を中心に湿った空気が流れ込む影響で、断続的に激しい雨が降りそうです。
■予想雨量
予想雨量は10日夕方までの多いところで、四国で300ミリ、九州で250ミリとなっています。九州や四国ではこの3日間の雨量がすでに600ミリを超えたところがあり、さらにこれだけの雨が予想されています。
■予想最大瞬間風速
予想される最大瞬間風速は九州北部で40メートル、四国でも35メートルと暴風も続くでしょう。
引き続き、大雨、暴風に厳重に警戒し、高波にも警戒をしてください。