東京オリンピック公式映画の完成披露試写会が行われる
去年の夏に行われた東京オリンピック。新型コロナウイルスの影響で史上初の延期となった大会と、開催までの舞台裏を記録した公式映画の完成披露試写会が23日、行われました。
河瀬直美監督「この時代に分断ではなくて本当につながりを持って皆が笑っていられるんじゃないかなということを、この世界って素晴らしいなと思ってもらえるんじゃないかなと」
お披露目されたのは、河瀬直美さんが総監督を務めたオリンピック公式映画、「SIDE:A」です。
この作品は去年行われた東京大会のアスリートを中心とした関係者を描いたもので、ボランティア、医療従事者、デモに参加した市民など非アスリートを描く「SIDE:B」も製作中だということです。
オリンピック公式映画は、1912年の第5回ストックホルム大会以来、撮り続けられているもので、この2作品は750日・5000時間におよぶ膨大な記録をもとに製作されました。
「SIDE:A」は6月3日、「SIDE:B」は6月24日から全国の東宝系で公開されます。