かまくら 犬っこまつり 積雪少ないなか本番に向け準備
1月も残り少なくなり来月の小正月行事に向けた準備が各地で本格化しています。横手市のかまくら、湯沢市の犬っこまつりも控えています。ともに雪が欠かせませんが横手市湯沢市ともにこの冬は、積雪が例年よりも大幅に少なく関係者は戸惑いながら本番に向け作業を進めています。
4年ぶりの通常開催となる横手のかまくら。高く積み上げた雪をくりぬく穴あけ作業が今週から始まっています。かまくらの壁の厚さは70センチほどに仕上げます。美しさを左右する縦長の入り口を慎重にくり抜き、厚みを確かめながら掘り進めます。
横手市の平年の積雪は78センチ。しかし26日は30センチにも届いていません。この冬の横手市は例年よりも大幅に雪が少ない状態が続き職人たちも戸惑いながら本番へと作業を進めています。
犬っこまつりの準備が進む湯沢市。中心部の雪の少なさは横手市以上です。平年、この時期の積雪は65センチありますが、26日は10センチにも達していません。メイン会場には、ダンプカーが次々と雪を運び入れていました。これから作る雪像が地面からの熱でとけないよう会場全体に敷き詰めるためです。
雪不足を受け、犬っこまつりは雪像の数を去年より減らすなど、規模を縮小して開催することにしています。来月に控える小正月行事。関係者が気を揉む日々が続きます。