豊作を祈願 伝統の雪中田植え
今年のコメの作柄を占う小正月行事、雪中田植えが15日に北秋田市で行われ、参加した農家が豊作を祈願しました。
雪中田植えは小正月の1月15日に行われている伝統行事です。イネに見立てた稲わらと大豆のわらを束ねて雪の中に植え、今年のコメの作柄を占います。
北秋田市の鷹巣地区では行事が途絶えた時期もありましたが、40年ほど前に地元のJAの青年部が復活させ、今も若手農家が受け継いでいます。15日は氷点下3度を下回る厳しい寒さと吹雪の中で行われましたが、集まった農家が今年の豊作を祈願しました。
植えた稲わらがたわわに実った稲穂のように適度に傾いていれば豊作に、直立したり倒れたりしていれば凶作になると言われています。占いの結果がわかる雪中稲刈り”は来月1日に行われます。