睡眠導入剤などの紛失が発覚し会見 市立横手病院
市立横手病院で今年3月、睡眠導入剤など数種類の薬品を紛失していたことがわかりました。病院は警察に被害届を出しています。
市立横手病院によりますと、薬品の紛失がわかったのは3月の末で、薬剤科で働く職員が睡眠導入剤が入った箱がなくなっていることに気が付きました。
箱にはおよそ100錠の睡眠導入剤が入っていて、病院で調査したところ、ほかにも複数の薬品が紛失していることがわかりました。納品された数と処方した数があわないということです。病院は盗難の可能性もあるとして今月上旬警察に被害届を出しています。
市立横手病院の柿崎正行事務局長は記者会見で「ご心配とご迷惑をおかけして市民の皆さんにお詫びします」と謝罪しました。
紛失した薬品が保管してある場所には職員なら誰でも出入り可能で日中は施錠もされていませんでした。