本荘由利地域の小学校に勤務する50代の男性教頭が同僚をホテルに誘い、精神的苦痛を与えたとして22日付けで減給処分を受けました。

減給10分の1、1か月の懲戒処分を受けたのは本荘由利地域の小学校に勤務する50代の男性の教頭です。

県教育庁によりますと教頭は今月2日、同僚の職員と2人で山形県酒田市の飲食店に行った後、自身が運転する車の中で好意を伝え、ホテルに誘ったということです。

その翌日に同僚職員が他の職員に相談したことで今回のトラブルが発覚しました。

教頭と同僚職員の間のトラブルはこれ以外に報告されていませんが、県教育庁は今回の教頭の行動が同僚に精神的苦痛を与えたセクハラ行為と認定しました。

教頭は聞き取りに対し「同僚職員が仕事を頑張っていたので食事に誘った」「元々好意はあったが2人で一緒にいる中で思いがあふれてしまった」などと話しているということです。

県教育庁は教職員に改めて法令順守の徹底を求め再発防止に努めることにしています。