秋田大学で学んだ1268人が22日、門出の日を迎えました。大学生活の思い出を胸にそれぞれの道へと歩んでいきます。

秋田大学は今年、大学生964人と大学院生304人のあわせて1268人が卒業・修了しました。大学生は新型コロナの影響で入学から2年ほどはオンラインでの授業が続くなど制限の多い環境を乗り越えてこの日を迎えました。

秋田大学南谷佳弘学長「みなさんのこれからの活躍が秋田をはじめ日本や世界に新たな価値をもたらしよりよい社会の実現につながることを心から願っています」

進学する人もいますが8割ほどはこの春から社会人になります。県内への就職は去年より増えたものの、少ない傾向が続いていて大半は秋田を離れて新たな一歩を踏み出します。

総代答辞 医学部・溝田煕さん「ここ秋田での学びと経験、そして人との温かいつながりを胸にそれぞれの目指す道へと力強く羽ばたいていきましょう」

医学部卒業「やっぱ実習班とか一緒だったんですけど、やっぱ実習とかで病院の中で患者さんと接したりとかしたのがすごく思い出に残ってます」「とても寂しいです」
「まぁ班も一緒だったんですけどその仲間とかと協力することの大切さとかも学べたのでそのような点を今後いかせていけたらいいかなと思っております」

国際資源学研究科修了「つらい時期がけっこう長かったんですけど研究とかで、まぁみんなで頑張ってこられたのかなって思います」
「分野が狭いんですけど、まぁ培ったこと存分に、もうなんか日本の役に立てるように頑張ります」

秋田での思い出を胸にそれぞれの道へと歩んでいきます。