県内で3例目の脳死による臓器提供 秋田大学医学部附属病院
秋田大学医学部附属病院に入院していた成人の女性が脳死と判定され、臓器の提供と移植が行われました。脳死による臓器提供は県内で3例目です。
日本臓器移植ネットワークなどによりますと、秋田大学医学部附属病院に入院していた成人の女性は今月18日から19日にかけて臓器移植法に基づく脳死と判定されました。
本人による臓器提供の意思を示す書面はありませんでしたが、家族が承諾したため、21日の午前に、心臓や肺、それに腎臓などの摘出手術が行われました。
その後、秋田大学医学部附属病院で50代の男性患者に腎臓の移植がされたほか、県外の病院でも40代から60代の男女合わせて5人に臓器が移植されました。
脳死による臓器提供は県内で3例目です。