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森吉山で“スノーモンスター”樹氷が見頃

2025年1月13日 18:50
森吉山で“スノーモンスター”樹氷が見頃

13日朝の県内は内陸南部を中心に冷え込み、各地で厳しい寒さとなりました。一方、標高が高い山ではこの寒さが自然の造形美、樹氷を生み出します。北秋田市の森吉山で樹氷がいま迫力ある姿に成長し、訪れた多くの人たちを楽しませています。

北秋田市にある森吉山の標高およそ1200メートルに広がる樹氷平です。

ゴンドラを降りると人の背丈をはるかに超える大きさの樹氷があたり一面に広がります。

特定の条件の下でのみ見られる樹氷。厳しい寒さの中で、樹木にぶつかった水蒸気が一瞬にして氷になったものと雪が積み重なって、成長していきます。

高さが10メートルに達するものもあり、その姿から“スノーモンスター”とも呼ばれています。

13日の森吉山は雲がかかる時間が長く時折ふぶくなど、あいにくの天気となりましたが、海外や県外からも多くの観光客が訪れ、迫力ある景色を楽しんでいました。

青森からの観光客「迫力はすごくて、こんなにデカいとは思ってなかったんで、びっくりしています」

青森からの観光客「スケールの大きい樹氷を観察することができて来てよかったなと思ってます。最高です」

森吉山の樹氷の見ごろは今後の天候次第ですが、例年3月のはじめごろまで楽しめるということです。

最終更新日:2025年1月13日 18:50
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