趣向凝らした梵天 出来栄え競うコンクール
かまくらをはじめとする横手の雪まつりは17日の梵天奉納で締めくくりとなります。それに先立ち16日は梵天コンクールが行われ、趣向を凝らした色とりどりの梵天が出来栄えを競いました。
横手市の梵天コンクールは、この時期らしい雪が舞う中で始まりました。冬を彩る横手の小正月行事の最後を飾る梵天。17日の奉納に先立って、16日は市役所前に町内会などが作った梵天が集まり、出来栄えを競いました。
横手の梵天の見どころは長さおよそ4メートルの竿の先に取り付けた頭飾りです。今年は干支の辰年の竜をモチーフにした梵天や一年の安泰を願う縁起を担いだ飾りの梵天など、趣向を凝らした色とりどりの26本が並びました。審査は美しさなど4つの項目で行われました。
審査を終えた梵天は17日、各町内を練り歩いたあと、市の中心部から南東に2・5キロほどにある旭岡山神社に奉納されます。