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北秋田と大館で栽培「あきたしらかみにんにく」 本格出荷にあわせて市場でPR

2023年11月16日 12:04
北秋田と大館で栽培「あきたしらかみにんにく」 本格出荷にあわせて市場でPR

北秋田市と大館市で栽培したニンニク「あきたしらかみにんにく」の本格的な出荷が始まり16日、生産者などが今年の出来をPRしました。

夏に獲れたあきたしらかみにんにくの出荷が本格化する時期に合わせて16日朝、秋田市公設地方卸売市場で生産者などがPRイベントを開きました。土づくりにこだわり、高品質なニンニクを目指して栽培されているあきたしらかみにんにく。一般的なニンニクよりも糖度が高いのが特徴です。10年前に商標登録をして、3年前から本格的に販売をはじめ、現在北秋田市と大館市の5つの農業法人が生産しています。

北秋田大館にんにく生産振興協議会の小林郷司会長はあいさつで「10年前は全国13位の生産量だったが4位まで上がってきた。全国ナンバーワンの伸び率であり、あきたしらかみにんにくの素晴らしいところを知ってもらい、ぜひ賞味してもらえれば」と述べました。

会場ではあきたしらかみにんにくを使った味噌おにぎりやアヒージョなどが振舞われ、試食した人たちが味や香りの良さを実感していました。全国各地でPR活動を行い、さらなる認知度の向上と販路拡大を図るあきたしらかみにんにくは今年100トンを超える収獲が見込まれ、県の内外に出荷されます。

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