被災地は治安も課題に 秋田県警も現地でパトロール
石川県では住人の避難によって留守になった家を狙う空き巣被害が相次いでいます。これを未然に防ごうと28日まで石川県七尾市などでパトロールにあたった秋田県警の警察官が取材に応じ、今後も協力して被災地の支援を続ける必要があると訴えました。
被災地の防犯活動のため、秋田県警からは28日までの10日余り、7人が派遣されました。リーダーを務めたのが関知範さんです。被災地での警察の大切な役割のひとつが地震に便乗した犯罪を防ぐことです。警察庁によりますと石川県では避難によって留守になった家を狙う空き巣被害や避難所での窃盗被害が相次いでいます。関さんは「犯罪への警戒をさらに強化していく必要がある」と話す一方、今後もそれぞれが協力して被災地の支援を続ける必要があると訴えました。
県警からは安否不明者の捜索にあたる警察官も派遣されました。能登半島地震からまもなく1か月。秋田からも多くの人が現地に入って活動しています。