「融資を受けるには保証金を振り込んで」大館市の50代女性が約150万円の詐欺被害 きっかけはショートメール
大館市の50代の女性が、スマートフォンに届いたショートメールをきっかけに「融資を受けるための保証金」などという名目で、現金約150万円をだましとられたことが分かりました。
メールやSNSを通じて現金の振り込みを要求する詐欺が県内でも相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。
大館警察署の調べによりますと、今月13日、大館市の50代の女性のスマートフォンに「融資100~800万円以上、毎月1万円~」などと書かれたショートメールが届きました。
女性が無料通信アプリLINEで連絡をとったところ、相手から「融資を受けるためには、融資する金額の1割分を保証金として先に振り込んでください」「融資される金額を早急に受け取るためには保証金を支払ってください」などと言われ、5回にわたり、指定された口座に現金合わせて149万4500円を振り込んだということです。
メールやSNSをきっかけに現金を振り込ませる詐欺が、県内でも相次いでいます。
警察は、このような勧誘があった場合、ひとりで判断せず、すぐに警察に相談するよう呼びかけています。