11日も、埼玉県熊谷市で36.8℃を観測するなど、広い範囲で厳しい暑さとなりました。一方で、土曜日には台風が東日本の太平洋側に接近するおそれがあり、気象庁が警戒を呼びかけています。

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最高気温36.8℃、埼玉県熊谷市は11日も体温並みの暑さに見舞われました。

山の日の祝日の住宅街では、海でも川でもなく、プールで楽しむ家族がいました。

――プールどう？

「ちょっとあったかい」


――プール以外に暑さ対策は？

「エアコンつける」

あえて遠出を避けて、暑さをしのぐ家族がいる一方――

「エアコンが壊れてしまった…熊谷なのに…（絶望）」（Twitterへの投稿）

この夏、“最大のピンチ”を迎えていたのが、同じ熊谷市でブラジリアン柔術を教えるジム「リラクシンBJJ」です。

リラクシンBJJ　柿澤剛之代表
「エアコンがきのう壊れてしまって、こんな状況です」

10日、夏の必需品「エアコン」が故障。そのため“緊急措置”として、自宅から持ってきた扇風機2台を設置していました。

リラクシンBJJ　柿澤剛之代表
「家からきょう、急きょもってきました」

とはいえ――

リラクシンBJJ　柿澤剛之代表
「（LINEの）グループでエアコンが壊れたことは、会員さん全員に告知してあるので、まぁ来ないでしょうねぇ」

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37都府県に「熱中症警戒アラート」が発表されるなど、日本列島は“危険な暑さ”が続いています。

東京都心はようやく猛暑日から逃れられたものの――

大阪からの観光客
「めっちゃ暑い暑いですね、やばいですね」

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厳しい残暑が続く中、迎える「お盆シーズン」。熱中症とともに気をつけたいのが、“猛暑”が引き起こす“愛車のトラブル”です。

JAFロードサービス課　畠山貴光隊員
「きょう乗っていたみたいで、途中で止まったらしくて」

特にこの夏、JAFへの依頼が急増しているのが、“バッテリー上がり”です。

JAFロードサービス課　畠山貴光隊員
「バッテリーが10.4なんで、上がっちゃってますね」

帰省などで運転の機会が増えるお盆シーズン。外出先で“後悔”をしないために――

JAFロードサービス課　畠山貴光隊員
「（バッテリーが）上がってて予定が狂っちゃうこともあるので、点検しておいた方がいい」

ほかにも、ガソリンスタンドなどでタイヤの空気圧を点検することも重要だということです。

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お盆の大事な行事「お墓参り」。お供え用の花として欠かせないのが、菊の花です。しかし――

JAはが野　真岡花き部会　大塚和生さん
「本当はこういうふうになるんですよ。暑さで正常な受精ができない。こんな葉っぱもついちゃったりして、（気温が）下がらなかったので、菊たちも多分、そこで戸惑ったんじゃないですかね」

記録的猛暑の影響で、生育に大幅な“遅れ”が生じていました。例年はお盆前にすべて出荷を終えているはずですが、今年は6分の1ほどしか出荷できていないということです。

JAはが野　真岡花き部会　大塚和生さん
「お盆が終わっても、できるだけ無駄にせずに売ろうと思っていますけど、自然相手の生産なので、逆らえなかったなと思いますね」

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そしてお盆の前半、猛暑とともに警戒が必要なのが、日本の南にある熱帯低気圧です。12日の朝までに「台風8号」に発達する見込みで、13日の土曜日ごろに、東海や関東にかなり接近、場合によっては上陸の可能性もあります。

今回の台風の特徴は――

気象庁の担当者
「広い範囲で雨の降る可能性、また場所によっては局地的に激しい雨、非常に激しい雨となる可能性も」

13日の夕方から夜にかけ、東海や関東の広い範囲で、1時間に30ミリ以上の激しい雨や、50ミリ以上の非常に激しい雨が予想され、都内でも50ミリ以上の非常に激しい雨となる時間帯があります。