大型で猛烈な勢力の台風14号の進路予想です。台風は、現在、南大東島に接近しています。

今後、猛烈な勢力を保ったまま北上し、17日夜以降、奄美や九州にかなり近づくでしょう。

その後は進路を東寄りに変え、連休明けの20日にかけて本州付近を縦断する見込みで、西日本から北日本の広い範囲で台風の影響が出るおそれがあります。

18日予想される最大瞬間風速は、九州と奄美で75メートル、九州北部で70メートルなどとなっていて、一部の家屋が倒壊するほどの猛烈な風が吹くでしょう。

また、18日昼までに予想される雨の量は、九州南部で500ミリ、奄美、四国や東海で300ミリなどとなっています。

さらに、17日夜から18日にかけては九州南部や奄美で線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

台風14号は、これまでに経験したことがないような猛烈な雨や風が予想される危険な台風です。

最新の情報を確認して暴風や高波、高潮、大雨に厳重に警戒してください。