参院選「1票の格差」めぐり一斉提訴 最大3倍超、選挙の無効求める
10日、投開票された参議院選挙の「1票の格差」をめぐり、弁護士グループが11日、選挙の無効を求め全国で一斉提訴しました。
今回の参議院選挙では、いわゆる「1票の格差」が最大で3倍を超えていて、弁護士グループは格差が是正されないまま行われた今回の選挙は憲法に違反するとして、選挙の無効を求め、東京高裁など、各地の裁判所に一斉提訴しました。
弁護士グループは会見で、「今回の選挙で選ばれた国会議員は、国会で活動する資格がない」などと述べました。
参議院選挙における「1票の格差」をめぐっては最大で格差が3倍だった前回、2019年の選挙について、最高裁は「合憲」と判断していました。