宮城と山形結ぶ「蔵王エコーライン」開通 雪の壁は最大で高さ7メートル
ゴールデンウイークを前に冬の間、閉鎖されていた宮城と山形を結ぶ観光道路「蔵王エコーライン」が開通しました。
濃い霧と強風の中、宮城と山形の県境付近で行われた開通式。開通したのは、宮城県蔵王町と山形県上山市を結ぶ全長26キロのうち冬の間、閉鎖されていた16・2キロです。
雪の壁は最大で高さ7メートル。今年は気温が高く積雪が少ないことから、例年より2~3メートルも低くなっています。開通を待ちわびていた人たちは、次々と車を走らせていました。
先頭の観光客「20日の夜10時くらいから待ってました」「今年は去年よりちょっと雪少ないですけど」
観光客「普段味わえない感覚だから、すごく楽しいです」
蔵王町によりますと、エコーラインの雪の壁は例年、5月いっぱい見られるということですが、今年は雪解けが早く、ゴールデンウイークまでは楽しめそうだということです。