記録的な大雪で…「気をつけること」とは? 25日以降も警戒を
日本列島に最強寒波が流れ込み、日本海側を中心に北海道から九州まで広い範囲で大雪が予想されています。25日以降、どういったことに気をつけたらいいのか、気象予報士の市村紗弥香さんとお伝えします。
有働由美子キャスター
「立ち往生やこの先の雪が心配になりますが、25日はどうなるのでしょうか、市村さん」
市村紗弥香 気象予報士/防災士
「25日の雪予想をみていくと、まず、立ち往生が発生している岐阜県、そして日本海側の地域ではピークは過ぎますが、26日まで雪が降り続く予想です。
そして北陸や北日本では、引き続き大雪や猛吹雪になるところがありそうです。すでに雪が降っている場所では積雪量が増えているため、引き続き立ち往生のリスクがあります。車での不要不急の外出は控えてください」
市村紗弥香 気象予報士/防災士
「一方、被災地では大雪のピークは過ぎましたが、25日以降も雪は降り続くので、引き続き注意が必要です」
有働キャスター
「被災地でも雪が降り続くということですが、25日以降、どういうことに気をつけたらいいでしょうか?」
市村紗弥香 気象予報士/防災士
「防災科学技術研究所の上石勲特別研究員によると、次の3点です。
●積雪で、道路の亀裂や段差が見えなくなる可能性もあるため、注意して歩く。
●応急措置で屋根の上にブルーシートを張っている家もあると思いますが、ブルーシートの上に積もった雪は非常に滑りやすくなっているため、屋根からの落雪に注意する。
●車中泊をしている方は、エンジンがかかっている状態で車のマフラーが雪に埋まってしまうと、一酸化炭素中毒になる危険性があります。降雪に注意しながら、スコップなどでマフラーの周りを除雪することが必要だということです」
有働キャスター
「このあとも大雪や吹雪、立ち往生のリスクが続きますので、外出の予定を見直したり、お出かけする場合も必ず最新の情報を確認してから出発するようにしてください」
(1月24日放送『news zero』より)