高円宮妃久子さま、21日からの外国訪問を取りやめ 母・鳥取二三子さん、老衰のため96歳で亡くなる
高円宮妃久子さまの母・鳥取二三子(ふみこ)さんが18日、都内で老衰のため96歳で亡くなりました。久子さまは21日からの外国訪問を取りやめられることになりました。
宮内庁は、高円宮妃久子さまの母・鳥取二三子さんが18日午前、都内の施設で老衰のため亡くなったと発表しました。96歳でした。鳥取さんの通夜は27日、葬儀・告別式は28日に東京の桐ヶ谷斎場で行われます。
鳥取さんの死去に伴い、宮内庁は、久子さまが90日、久子さまの長女・承子さまが30日の喪に服されると発表しました。
また、久子さまは21日からサッカーのFIFA女子ワールドカップなどの視察のため、ニュージーランドとオーストラリアを訪問される予定でしたが、宮内庁は取りやめを発表しました。
鳥取さんは、日仏交流団体である「フランス語婦人会」の会長や役員を長年務めるなどして、両国の親善に努め、フランスの文化と言語の普及に貢献をしたとして、2013年にフランス政府からレジオン・ドヌール勲章オフィシエを授与されました。
宮内庁によりますと、久子さまは、お見舞いのため度々、施設を訪れ、亡くなる前日の17日にも大阪に行く前に、鳥取さんを見舞われたということです。
鳥取さんの最期は、孫の承子さまと守谷絢子さん夫妻がみとり、「安らかに眠るような最期だった」ということです。