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1か月平均雨量の約3倍…鳥取市で1800人が孤立状態 警戒続く

2023年8月16日 11:47

15日、一時、大雨特別警報も出た鳥取市では、降り始めからの雨量が8月1か月の平均雨量の約3倍となり、1800人が孤立状態となりました。鳥取市から日本海テレビ・中山紗希アナウンサーが伝えます。

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鳥取県鳥取市です。橋が崩落するなどの大きな被害が出た佐治川近くから安全を確保してお伝えします。

台風から一夜明け、現在は晴れ、蒸し暑さも感じます。私のすぐ後ろの佐治川のそばには国道があるんですが、道が崩落し、基礎がむき出しとなっています。水位は下がったものの、現在も茶色く濁った水が勢いよく流れています。

台風7号の影響で、鳥取市には15日、大雨特別警報が発表されました。それに伴い、鳥取市全域に警戒レベル5の緊急安全確保が出されていました。

鳥取市佐治町では降り始めから16日朝までの降水量が519.5ミリと、8月の平年降水量の約3倍にあたる記録的な大雨となっています。上流の佐治川ダムではダムの水量がいっぱいになったとして緊急放流も行われました。

また、鳥取市では各地で土砂崩れなどが起き通行止めが発生。この影響で、鳥取市によりますと16日午前9時の時点で、鳥取市の佐治町や鹿野町であわせて約1800人が孤立状態となっています。

また、消防によりますと、孤立している佐治町内で15日午後7時半ごろ、80代の女性が心肺停止の状態で緊急搬送されました。女性はその後、死亡が確認されましたが、死亡に至った詳しい経緯はわかっていません。

大雨のピークは過ぎたものの、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるとして、気象庁は引き続き土砂災害に厳重に警戒するよう呼び掛けています。