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富山・氷見漁港で「ひみ寒ぶり宣言」 昨シーズンより約1か月遅れ

2023年12月23日 15:33
富山・氷見漁港で「ひみ寒ぶり宣言」 昨シーズンより約1か月遅れ

富山県氷見市の氷見漁港で23日、「ひみ寒ぶり宣言」が発表されました。港近くにある販売店にはさっそくぶりが並び、多くの人が買い求めていました。

氷見漁協によりますと、23日朝は1852本の「ひみ寒ぶり」が水揚げされました。昨シーズンは、11月26日に宣言が出されていましたが、去年と比べておよそ1か月遅れの「寒ぶり宣言」です。

記者「地元の市場にはさっそく『寒ぶり』が並びました。丸々と脂が乗った、立派な寒ぶりです」

鮮魚店の人「寒ぶり宣言、出るの遅かった今年は。出ないという話もあった。お客さんも待っていた」

東京から訪れた人「氷見と言ったらブリしかない、間違いないでしょ。刺身で、持って帰って食べようかなと」

「ひみ寒ぶり」は今の時期、贈答用として人気が高く、さらに需要が増す年末年始を前に「宣言が間に合った」格好です。

富山県水産研究所によりますと、今シーズンのブリの漁獲量は、145トンと予想されています。