“大麻グミ”類似38商品の販売・輸入など禁止 「HHCH」と同様の危険性か
厚生労働省は、大麻成分に似た化合物「HHCH」と同様の危険性があるとみられる38商品の販売・輸入などを新たに禁止しました。
危険ドラッグをめぐっては、いわゆる「大麻グミ」による健康被害が問題になっていて、今月2日、大麻グミに含まれる大麻成分に似た合成化合物「HHCH」が指定薬物となりました。
しかし、規制の対象となっていない構造が類似した別の化合物「HHCP」が含まれるとされる商品が広く流通していて、先月だけで5件の健康被害が報告されたということです。
これをうけ、厚労省麻薬取締部は、危険ドラッグの販売が疑われる全国40の店舗などに立ち入り検査を行い、140の商品について販売停止命令を出しました。
また、21日から同様に危険性が疑われる成分を含む可能性のあるクッキーやグミなど、38商品の販売や輸入などを全国的に禁止しました。
厚労省は、今後も検査を続け規制を強化していく考えです。