警視庁トップが交代 第98代警視総監に小島裕史氏が就任
首都・東京の治安を担う警視庁のトップの警視総監が6日、交代しました。
第98代警視総監に就任した小島裕史氏は6日午前、警視庁本部に登庁し、大石吉彦前警視総監と事務の引き継ぎを行いました。
小島新総監は主に警備・公安部門の経験が豊富で、警察庁の外事課長や警視庁の警備部長を歴任し、警備部長時代には平成から令和の代替わりの一連の儀式の警備を担当しました。
小島裕史新警視総監「社会の安全安心を確保するという任務に従事いたしますことは、大変光栄であると考えておりますと同時に、重責に身の引き締まる思いでいくところでございます」
小島新総監は「警視庁は全国の警察を実務上リードする存在」とした上で、サイバー犯罪や特殊詐欺への対応のほか、来年、広島で行われるG7サミットでの警備に力を入れていきたいと話しました。
一方、大石前総監は安倍元首相の国葬の警備について、「警察の威信をかけて行い、やり遂げることができた」と振り返りました。