「大学入学共通テスト」すべての日程終了 監督官のミスで再試験も
全国679か所の試験会場で実施された「大学入学共通テスト」の2日間すべての日程が終わりました。
およそ51万人が出願していた大学入学共通テストの2日目となる15日は、理科と数学の試験が行われ、すべての日程が終わりました。
大学入試センターによりますと、2日間で大きなトラブルはなかったということですが、数学の試験では持ち込みが禁止されている定規を使用する不正行為があり、受験生2人の成績が無効になったということです。また、4か所の試験会場では、試験時間が5秒から1分間不足する監督官のミスなどがあったとして、2日間であわせて267人が再試験の対象となりました。
再試験は今月の28日と29日に行われ、大学入試センターは再発防止に努めたいとしています。