IAEAのグロッシ事務局長、福島訪問 処理水の海洋放出について地元関係者らと意見を交わす
IAEAのグロッシ事務局長は福島県を訪れ、福島第一原発からの処理水の安全性などについて地元関係者らと意見を交わしました。
5日、福島県いわき市では国や東京電力、地元関係者が集まり、処理水の海洋放出に際しての理解醸成に向けた取り組み、風評対策などについて意見を交わしています。
グロッシ事務局長は、午前11時ごろからこの会議に参加し、処理水の海洋放出について「いろいろな懸念があると思うが、IAEAとして世界の知見や経験を提供する」などと述べました。
グロッシ事務局長は、午後、福島第一原発を視察し、処理水の放出設備なども確認する予定です。