尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船が4日間にわたり侵入 連続侵入時間は過去最長

沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海に、中国海警局の船が今月21日から4日間にわたり侵入を続けました。連続侵入時間は、過去最長です。
海上保安庁によりますと、今月21日午前2時前から、尖閣諸島周辺の日本の領海に、中国海警局の船2隻が、付近を航行する日本の漁船に近づこうとしながら侵入し、翌日午前2時半すぎからは、さらに別の2隻も相次いで侵入しました。
一部は、日本の漁船の動きに合わせて、領海を出たり入ったりする動きを繰り返し、4隻のうち2隻は、23日までに退去し、残る2隻は、24日午後10時すぎまでに領海を出ました。
今回の連続侵入時間は、92時間8分で、これまで最長だった2023年3月から4月の80時間36分を超え、日本が尖閣諸島を国有化して以降、最長となりました。
最終更新日:2025年3月25日 1:47