え!? これお米でできているの? “クッション” “菓子箱” “名刺”など…廃棄米の意外な活用を取材!
新米の季節になりましたが、皆さんの食卓に届かないお米があることをご存じですか?
今回は後藤楽々キャスターが、廃棄されてしまう規格外のお米や、賞味期限が切れた非常食のお米などを活用している取り組みを取材しました。
まず、伺ったのはなんと家具のショールーム。そこで手渡されたのはなんと“クッション”。実は、このクッションに使われているのが、廃棄米とプラスチックを混ぜ合わせて作った“ライスレジン”という素材なんです。
このライスレジンを使った製品、様々な分野で注目されていて、高級リゾートホテルや飲食店の食器などに使われ始めているそうです。
実際にライスレジンを使ったクッションに座ってみると…軽くてフカフカの座り心地なんだそうです。
続いては、奈良の春日大社に新しく設置された自動販売機。
こちらで売られている“鹿せんべい”に使われている箱も、廃棄米を利用した紙製品なんだそうです。
考案したのは奈良県にある紙問屋で、他にノートや名刺なども製造しているといいます。さらに、この廃棄米で作られた紙製品の収益の一部は寄付しているそうです。
食品ロスを減らすために作られた廃棄米を活用したアイテム。さらに活用の場が広がりそうです。