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大谷翔平 MVP受賞のジャッジに「また打ったなと楽しませてもらった人の1人」 大偉業達成の今季振り返る

2022年11月18日 12:30
大谷翔平 MVP受賞のジャッジに「また打ったなと楽しませてもらった人の1人」 大偉業達成の今季振り返る
米・メジャーリーグのMVPが日本時間18日に発表され、昨季アメリカン・リーグMVPのエンゼルス・大谷翔平選手は2年連続の受賞とはなりませんでした。

一方で今季リーグ最多記録の62HRをマークするなど打撃部門2冠のヤンキース・A.ジャッジ選手が初受賞となりました。

大谷選手はMLB専門チャンネル「MLBネットワーク」の中継にリモート出演し、MVPを獲得した2021年シーズンよりも「良いシーズンだった」と語りました。

今季、投手として28試合に先発し166回を投げ15勝9敗、勝率.625、防御率2.33。奪三振はリーグ3位の219をマーク。投手としての活躍を「全体的にスライダーが良かったという印象。(シーズン)途中からシンカーを加えてさらに幅が広がった」と振り返りました。

一方、打者としては157試合で打率.273、安打160、打点95、そして本塁打34はリーグ4位を記録。“投打ダブル規定”到達というメジャー史上初の快挙を達成しました。

投打どちらでいいシーズンを送れたか聞かれると「去年は対照的にバッターの方が良かったですけど、今年はピッチャーの年だった」と答えました。

ジャッジ選手との“一騎打ち”とも言われた今回のMVP争い。大谷選手もジャッジ選手の活躍について「また打ったなと楽しませてもらった人の1人だと思う」と毎日チェックしていたといいます。

MLB挑戦から5年、歴史的な活躍をし続けている大谷選手。MLB挑戦当初にMVPを争う選手になると想像していたか聞かれると、「そういう風になりたいと思っていたし、そうなることを想像して練習していたので、まずここに呼ばれていること自体が光栄なことだし、来年以降も数多くここに来られるように頑張りたい」と語りました。

また17日に大谷選手は自身のSNSにてWBC挑戦を表明。5年振りの日本のファンでプレーすることについて「(状況は)どうなるか分からないですけど、もし選んでもらえるなら日本でプレーできるのも久々なので、より多くの人に楽しんでもらえるように一生懸命プレーしたい」と意気込みました。