台風5号が東北横断 岩手県久慈市「緊急安全確保」を解除
台風5号は12日朝、岩手県大船渡市付近に上陸し、現在、東北地方の北部を横断中です。岩手県の岩泉町から中継でお伝えします。
岩手県の沿岸北部、久慈市は一時、命が危険な状況で直ちに安全を確保するよう呼びかける『緊急安全確保』を市内の一部地域に発令しましたが、現在は解除されています。
避難した女性
「いま妊娠中で、家の後ろの方の山が土砂災害の危険区域になっていて、少しの雨でも水がザーッと流れてくるので、怖いので避難してきた」
台風5号は12日午前8時半ごろ、岩手県大船渡市に上陸しました。24時間に降った雨の量は、これまでに久慈市・下戸鎖で368.5ミリ、大槌町大槌で273.5ミリと、ともに観測史上最大を記録しました。
県内では、土砂崩れで小屋がつぶれる被害なども出ています。