新型コロナウイルスの感染急拡大が続く東京都は、症状のある人がオンラインで検査キット取り寄せや感染の報告ができる仕組みを、20代を対象にスタートすると発表しました。

東京都内では、新型コロナの感染急拡大により、発熱外来などで受診しづらい状況が続いています。

これを受けて都は医療提供体制のひっ迫を防ぐため、新たに新型コロナの症状がある人がオンラインで抗原定性検査キットの申し込みができるようにします。

その上で、新たに陽性者登録センターを設置し、自主検査で陽性の人はオンラインでセンターに申請。センターの医師が検査キットの写真などを確認し、診断や発生届の提出を行うということです。自宅療養サポートセンターが健康観察をサポートします。

対象は、いずれも20代からスタートして順次拡大するとしていますが、登録センターへの報告は、基礎疾患など重症化リスクのない人とします。

検査キットの配付は1日最大7万件で来月1日から、登録センターへの申請は1日3千件まで対応可能で、来月3日の開始を予定しています。