東京都“オンライン感染報告”検討 20代限定案も コロナ感染急拡大で…
新型コロナウイルスの感染急拡大が続く東京都は、医療提供体制のひっ迫を防ぐため、オンラインで検査キットを取り寄せ、感染の報告ができる仕組みを、対象を20代などの若者に限定することも含めて検討していることがわかりました。
東京都内で新型コロナの診断を受けるには、医療機関を受診することが必要ですが、感染急拡大により、発熱外来などで受診しづらい状況が続いています。
都の関係者によりますと、医療提供体制のひっ迫を防ぐため、新型コロナの症状がある人を対象に、オンラインで検査キットを取り寄せ、自己検査で陽性の場合は、オンラインで感染の報告ができる仕組みを、対象を20代などの若者に限定することも含めて検討しているということです。
報告された症状や検査キットの写真などをオンラインで確認した上で、医師が確定診断を行う方針です。8月上旬には、運用を開始したいとしています。