東海道新幹線 ダイヤ乱れ未明まで 30万人超に影響
16日、全線で運転を見合わせた後、午後再開した東海道新幹線は、ダイヤの大幅な乱れが17日未明まで続き、お盆のUターン客ら30万人以上の足に影響が出ました。
16日、東海道新幹線は、静岡県内の大雨の影響で、午前8時半ごろから運転を見合わせ、その後、山陽新幹線と合わせて東京・博多駅間で最大5時間半、運転を見合わせました。午後2時すぎに東海道新幹線は運転を再開しましたが、その後もダイヤの大幅な乱れが続きました。
このためJR東海は、午後5時以降に出発予定だった列車を全車自由席に、午後7時半以降の列車を運休にして旅行を控えるよう呼びかけましたが、満員のUターン客らを乗せた列車の発着は日付を越えても続きました。
16日午後10時の時点で、最大で9時間半以上、上下線で240本以上の遅れが発生し、およそ30万5000人に影響が出たということです。
新大阪から帰京した人
「午後3時に新大阪に着いてから、新幹線に乗るまでに4時間。で、今(午後11時)やっと東京駅って感じです。いやあ~疲れました」
東海道・山陽新幹線は17日は始発からおおむね通常通りの運転を見込んでいるものの、遅れや運休の発生がありうるとし、最新情報をホームページで確かめてほしいと呼びかけています。