停泊中の船で爆発 男性9人ケガうち3人重傷「扉開けるとピンクの火花」 福岡・苅田町
11日午前、福岡県苅田町の港に停泊していた船で爆発があり、男性9人がケガをしました。
爆発があった船は、現在も爆発したときと同じ位置に停泊していて、警察が船内で事故原因を調べています。ケガをした1人は「扉を開けるとピンクの火花が見え、爆発した」と話しているということです。
警察と消防によりますと、11日午前10時ごろ、福岡県苅田町松原町で「船が爆発し負傷者がいる」と119番通報がありました。10代から50代までの日本人とみられる男性9人が、爆発に巻き込まれケガをして、そのうち3人が全身にやけどを負い重傷です。
爆発がおきた船は全長60メートル・およそ500トンの「第十英裕丸」で、港には荷降ろしのために停泊していたということです。
現場近くにいた人
「ドーンという音とドシンという地響きがした。花火の一番大きいやつ、あれくらいの大きさを近くで聞いたような」
警察によりますと、第十英裕丸にはセメントの材料となる土が積まれていて、現場にいた人は、土をおろそうとハッチを開けたら爆発したという趣旨の話をしているということです。