東京駅前「八重洲ブックセンター本店」 来年3月、44年の歴史に幕
東京駅前の巨大書店として長年親しまれた八重洲ブックセンター本店が、来年3月で営業を終えることになりました。
東京駅の八重洲口側に地上8階、地下1階のビルを構える八重洲ブックセンター本店。1978年9月のオープンの日の映像では、およそ100万冊の在庫を備え当時としては日本最大規模の巨大書店を一目見ようと、広い売り場も埋め尽くされるほど多くの人が詰めかけた様子がわかります。
著名人の出版サイン会もたびたび行われるなど「本との出会い」の場として多くの人々に親しまれましたが、東京駅周辺の再開発計画に伴って、来年3月、44年の歴史に幕を閉じることになりました。
八重洲ブックセンター営業部 内田俊明さん「本当に長い間、全国の皆様にご来店いただいて、本当にありがたく思っております。まだ時間ありますので、その間にぜひご来店いただければと思います」
今後、跡地に2028年度完成予定の超高層大規模複合ビルへの出店を計画しているということです。