寒気襲来…週末も北陸で“警報級の大雪”か 過去には車2100台が立ち往生…“大規模な交通障害”に警戒を
16日、日本海に居座る“真冬並みの強い寒気”の影響で、北日本では吹雪や大雪に見舞われている所があります。
北海道石狩市では、すれ違う車に直前まで気づきにくいほど雪が吹き荒れ、増毛町では、最大瞬間風速21.3メートルの強風が吹き、通行人が風に背を向けながら歩く様子も見られました。また、秋田県横手市では大粒の雪が降り続き、平年の約3倍となる59センチの積雪を記録しました。
寒気は17日(土)にかけては、いったん落ち着きますが、18日(日)になると一段と強い寒気が流れ込み、北陸を中心に“警報級の大雪”を降らせるおそれがあります。この“警報級の大雪”が原因で、2020年には東京と新潟を結ぶ関越自動車道で“大規模な交通障害”が起き、最大約2100台の車が巻き込まれました。
18日(日)から19日(月)にかけて、北陸の山沿いでは24時間降雪量が、多い所で70センチから90センチと予想されていて、交通障害などに十分な警戒が必要です。
※詳しくは動画をご覧ください。(12月16日放送『news every.』より)