九州から北海道にかけての広い範囲で晴れるでしょう。強い紫外線に注意してください。最高気温は各地で平年を上まわり、西日本から東北では「夏日」のところが多いでしょう。なお、関東甲信の山では午後の雷に注意が必要です。

●広い範囲で青空が広がる（5日・こどもの日）
4日に梅雨入りした沖縄では雨や雷雨となるでしょう。九州北部から北海道にかけては晴れるところが多い見込みです。昼頃を中心に紫外線が強いため、外にいる時間が長い場合は、日傘や帽子などがあった方がいいでしょう。

標高の高い行楽地では、低地よりも紫外線が強いので、「うっかり日焼け」をしないように、肌の露出を少なくするのが良さそうです。

●二十四節気「立夏」…気温は上昇
日中の気温は、平年を上まわるところが多いでしょう。西日本から関東、東北などで「夏日」が予想されます。特に、内陸の盆地では気温が上がりやすく、福島や日田（大分）では30℃にとどきそうです。空気が乾いてくるので、カラリとした暑さとなる見込みです。

なお、エンジンをとめた自動車内は、かなりの高温となるので注意が必要です。水の事故も起こりやすいので、小さいお子さんから目を離さないようにしましょう。

【予想最高気温（前日差）季節感覚】
札幌　18℃(+3)5月中旬
釧路　10℃(-7)4月下旬
青森　21℃(+1)6月上旬
仙台　24℃(-2)6月下旬
新潟　25℃(+3)6月中旬
長野　27℃(+1)6月下旬
東京　27℃(+2)6月下旬
金沢　25℃(+1)6月上旬
名古屋　27℃(+2)6月上旬
大阪　26℃(+2)5月下旬
鳥取　27℃(±0)6月中旬
広島　25℃(+1)5月下旬
高知　24℃(+1)平年並み
福岡　26℃(+3)6月上旬
鹿児島　25℃(±0)平年並み
那覇　24℃(+1)4月中旬

●関東甲信の山では雷のところも（5日）
5日は広範囲で晴れる見込みですが、関東甲信の山では、午後から積乱雲の発生するところがあるでしょう。登山をされる方は、発雷を想定して、こまめに気象情報を確認してください。

また、一時的な強雨でも、山では川の水位が急に上昇する場合があります。川遊び・河原のバーベキューも鉄砲水に備えて気象情報を確認すると良いでしょう。

【午後に積乱雲が発達しやすい地域】
群馬、埼玉（秩父）、東京（多摩西部）、山梨、長野

●大型連休終盤の天気は？
沖縄・奄美は8日（日）にかけて、くもりや雨のスッキリしない天気が続くでしょう。西日本～関東・北陸にかけては、6日（金）から8日（日）にかけても概ね晴れる見込みです。東北や北海道では、前線通過の影響を受けて、7日（土）から8日（日）にかけて、雨のところが多いでしょう。