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大量のイワシが海岸に“漂着” 北海道・青森・新潟で相次ぐ

2023年2月22日 18:20
大量のイワシが海岸に“漂着” 北海道・青森・新潟で相次ぐ

青森県むつ市の海岸に大量のイワシが打ち上げられました。市によりますと、20日に住民から「大量のイワシが漂着している」と連絡があったということです。

ここ最近、イワシの漂着を頻繁に目にするようになっています。青森県内では16日には野辺地町で、その翌日の17日には隣町の横浜町でも確認されていて、ついにむつ市でも確認されました。

さらに、1月15日には北海道の斜里町でも大量にイワシが打ち上げられ、寒さでカチカチに凍っていました。

イワシが大量に漂着する原因の一つと考えられているのは、水温の低下です。青森県の水産総合研究所によりますと、イワシが生息できる水温は6℃までといいます。寒波の影響で気温とともに水温も下がったため、イワシは身動きがとれなくなり、打ち上げられたとみられています。

一方、新潟県糸魚川市では、2月7日にイワシが漂着しましたが、これについて新潟県は、イルカなどの大型海洋生物に追われ、イワシが行き場をなくした可能性があるとみています。